富裕層はどのような考えでお金を使っているか

高級ブランド品を身に着けていたり、高級車を複数台所有していたりする人は、富裕層だということが一目瞭然だろう。しかし、決して富裕層が例外なくそうかと言うと、必ずしもそうではない。富裕層の中には、外見からだけでは富裕層だとわからない方も多い。

では、富裕層と呼ばれる人々は、どのような考えでお金を使っているのか。もちろん人それぞれ考え方は違うが、ひとつの傾向として「自身の考え方、こだわりがはっきりしていて、流行に流されるようなことがない」人が多い。

たとえば、衣服に関しては有名ブランド品ではないが、環境や労働者に配慮したエシカルファッションを好む方もいれば、有名ではないが創業者の理念やブランドの歴史に共感し、そのブランドのファンになっている方もいる。これは、ビジネスオーナーが確固たる自身の経営理念を持っていることにも似ている。

ポイントは、「自分が納得のいかない物事にはお金を使わない」ということ。つまり、いくら最高級の素材を使って作られたものでも、納得しなければ買わない。逆に、特に高級品というわけではなくても、特別な価値があるものと思えば購入し、長く愛用する。

もちろん、実際にはターゲットとなる富裕層の属性(性別や年代など)などが異なるため、しっかりと設計された調査によって得られた富裕層の傾向やニーズに基づいて商品開発を進める必要があるが、これは商品開発のヒントにもなるはるだ。

 

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